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shits

20代半ばにして突然ジャニオタになったひとのブログ

「天使」と呼べなくなった話

すだゆと行列見て、なんだかいろいろな感情がフツフツと湧いてきたので、書きます。いや、行列とは全く関係ないんですけど。すだゆとの話でもなければ、やまゆとの話でもないんですけど。

前提として、私はジャニオタの方々が、持てる語彙を総動員して自担を褒め称えるツイートを眺めるのが大好きです。あまりのことに言葉を失くし、呆然として、しかし次の瞬間には堰を切ったようにダバダバと雄叫びをあげながら自担への愛を綴るツイートが大好きです。そして、考えうる美しいものすべてに、自担の美しさを例える姿が大好きです。でも私は裕翔くんを「天使」と呼べなくなってしまった、そういうお話です。

キッカケは、間違いなく初めてのコンサートでした。JUMPing CARnival仙台公演初日、ツアー初日です。なんだかんだで今回のツアー、複数公演入りましたが、この日の感動に勝るものはなかった、他のどの公演にも。前から三列目でメンバーを眺めた横アリ初日でさえ。
セキスイハイムスーパーアリーナの、スタンドの後ろの、もうほんと最後列くらいから、双眼鏡も持たずにただうちわ持って立ち尽くしたこの日の公演が、一番感動したんです。それくらい、「初めてのコンサート」はすごかった。

ウィークエンダーのイントロが流れて、上からゆっくりとメンバーが降りてきて、真っ先に裕翔くんを探しました。いた。いる。あそこにいる!!!!!!!!
あのときの感動ったらもう、感動なんて言葉の他に、何かないの?って、今にも自分を引っ叩きそう。

7月25日、夏真っ盛り。暑くて暑くてたまらないのに、寒いときみたいに手が震えて足が震えて止まらなかった。本当に。
いつも写真とか、映像とか、何かを隔てた格好でしか見ることができなかった裕翔くんを、初めて何の隔たりもなく見ることができたんです。私はこのとき、初めて中島裕翔くんを「見た」んです。
叫ぶことも忘れて、息を飲んだままじっとしていました。初めて手作りしたうちわを握り締めて。あのときの私は、感情の大洪水に押し潰されて、さぞかしヘンテコな顔をしていただろうなあと思います。いつもヘンテコですけど。

その「見た」っていう衝撃だけで、私の初めてのコンサートはほとんど終わってしまったんだけど、それだけのことが本当に衝撃的で、彼らが私たちと「同じ世界にいる」っていう当たり前のことを私に教えてくれました。
大きなステージに立つ姿は小さくて、私たちとさほど大きさは変わらないし、私たちと同じように走ったり、笑ったりしていたし、なにより一番彼らが「同じ世界にいる」ということを感じたのは、たぶんファンサだと思います。
私たちを「見る」んです、彼らも。私たちを見て、私たちが手に持っているうちわの文字を見て、読んで、もう、世界、めちゃくちゃ繋がってる。めちゃくちゃ繋がってる!!!!!!!
さっきからバカなのかってくらい当然のことをただ書き連ねている自覚はあるんですけど、それくらい私にとって彼らは別の世界を生きる人たちだったんです。だから何も疑うことなくただ「天使」だと呼んでいたし、なんなら本当に思っていたところがあったのかもしれない。だからこんなに驚いたんです、きっと。
でもこの日彼らが「同じ世界にいる」ということを自分の目と、肌で、直に感じて、なんだかもう全然、別の世界の人たちだとは思えなくなってしまったんです。良いのか悪いのかわかりませんが。
だから「天使」と呼べなくなってしまった。あの日から。だってあんなにも生きていたから。みんな人間だったから。
でも、だからこそ力をくれるんですね。現実の世界はしんどいなって思うこともたくさんあるけれど、その現実にあんな人がいるならば、しんどいとばかり思っていたこの世界もいいものかもしれないって、そうやってバランスを取ることができるんです。

裕翔くんは確かにいました。ステージの上に。私が見渡しているステージの上にいたんです。歩いたり、走ったり、ドラム叩いたり、踊ったり、歌ったりしていました。それだけのことが、泣けて泣けて仕方なかった。裕翔くんがただそこにいて、私がそれを見ている。なんてことだ。アーメン。南無三。もう私には言葉にできない。
楽しくて飛び跳ねたりもしたけれど、最後にはやっぱり足が震えて、階段を踏み外しそうになりながら私の初めてのコンサートは終わりました。終演後の空がとっても綺麗でした。

念を押して書いておくと、私は自担をいろいろな美しいものに例えるジャニオタの方々が大好きです。なので、これは私個人の話です。私個人の話として、書き留めておきたかったんです。

今日も、裕翔くんは生きています。私たちと同じように、この世界のどこかで。もうそれだけで胸がアツい。生きてるだけでファンサ。まさしく。